地震と津波

先日の兜千畳敷での釣行で、釣り場に向かう途中


御一人の年配の釣り師に挨拶された。



オイラも遅ればせながら 「おはようございます、よろしくお願いします。」


と挨拶を返して、一緒に釣り場までおしゃべりをしながら向かったのだが、


馬鹿みたいに沢山の荷物を抱えたオイラは、磯に下りる最初の梯子の


所で、一度に降りれそうも無かった為二回に分けて降りようとしたのだが、


それを見てその方が下から 「受け取ってあげる」 と手を差し出してくれた。



なんとも情けなかったのだが、ご好意に甘えて荷物を手渡しして、一度で


降りる事が出来た。


ご覧になっている事は無いとは思うのだが、「その節はありがとうございました。」



釣りに関しては前回書いたので、今日はその”年配の釣り師”との釣り場での


おしゃべりについて書きたいと思う。



”年配の釣り師”見た所は60代位で防寒着はドカジャン、黄色い長靴に毛糸の


帽子と指先を切った軍手、真新しいシマノのロットケースと年季の入った


クーラーといういでたちで、昔からよく見られるスタイルだった。


タックルも、よくは見なかったが、かなり年季の入ったローシート450と大型の


スピニングリールだった。



そのスタイルと、話の中で出てくる内容から何処かの釣クラブの方かな?


っと思って訊ねると、「今は辞めているんです。」との事で、しかしその方の


友人はある釣会の会長をされているとのお話だった。



実はオイラ、年配の釣り師とのおしゃべりが大好きなのだ。


釣りに関する大先輩で、人にもよるがお話をしていると先ず飽きない。


もっともお喋りをしながらも、御互い視線はしっかり竿先に向けられているが。



先日の”年配の釣り師”もまるで友人同士で釣りにきているかのように


仲良くして頂き、色々な話を聞かせてくれた。



例えば、自分の友人で釣会の名人の秘密の餌の”味付け方”とか、知り合いの


漁師に聞いたという、ある釣り場の水深や海底の状況であるとか・・・・


まぁ、話の信憑性に関しては、オイラも根が疑い深い(やな性格)ため全て


額面どおりに受け取っている訳ではないが、兎に角面白いのである。



そして、この兜千畳敷の釣り場の話になり、


オイラが 「ここはかなり深いですよね? いったい何メートル位の水深が


在るのかな?」 と投げかけると、「昔は30m有ると漁師に聞いた事が有るけど、


南西沖地震の後、だんだん浅くなって来たね・・・・」っというのです。


オイラは少し驚きました、それは自分も15年ほど前に通っていた頃より、


溝を突っ走るように打ちあがっていた波柱が今ではあまり見られないので、


変だな?と思っていたからです。



よくは解りませんが、少しづつ周りの海の底の状況も変化しているのかも


しれませんね。



そして、あの大勢の方が被害に遭われた、南西沖地震の時に、その方の


友人がこの兜千畳敷で釣りをされていたそうです。


そしてその時どうだったのか、その方にお話されたそうです。



それは、釣りをしていると突然海の水がすーっと引き始め、底が見えるほど


になったそうです、そして仲間に「おい、底が見えるぞ!」っと言った矢先に


警報のサイレンが鳴り出し、警察に非難しろとスピーカーで呼びかけられ、


あわてて道路の上まで逃げたそうです。


すると海のほうから ガラガラガラ・・・・・と石がぶつかるような音が響き始めて


やがて道路下のコンクリートの所まで津波が来たそうです。



この旧国道兜トンネル下のコンクリートの辺りまで波がきたそうです。

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数年前大被害を出した台風で神恵内村の大森大橋が大波に持ち上げられて


落橋しました、オイラはこの橋の両サイドの名釣り場 ”ナガサキ・シラト”が


大好きでしたが、現在は新たにトンネルが延長され近寄ることが出来ません。


又、古平の手前の豊浜トンネルの崩落事故でも沢山の方が犠牲になりました。



釣り場が無くなるのは凄く残念ではありますが、同時に何時も釣りをしていて


利用する橋やトンネルが大惨事に見舞われることも、決して他人事ではない


事だと思います。



先日は羊蹄山でスキーヤ—が雪崩に巻き込まれました。


実は昔オイラも春の単独釣行時稲穂峠で雪崩に遭遇した事があります。


突然目の前に数十メートルもある雪の壁が現れた時は身体が凍りつきました。



不可抗力でどうする事も出来ない事も自然を前にすると有りますが、無理な


行動や計画を避けることで回避できることもありますよね。



今では釣り場でライフジャケットを着けている人もパラパラではありますが、


見かけるようになりました、しかし危ない場所に行く人ほど着けていない気が


します。



知人が昔、積丹のある漁港で高波に呑まれて亡くなりました、オイラは今も


良くそこに釣をしに行きますが、その度に知人の事を思い出します。





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今日のオイラは何位ですかぁ??


    

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by ssc-nao | 2009-03-05 18:40 | 怖い話・・・ | Comments(18)
Commented by spinpowersf425bx at 2009-03-05 19:05 x
そうですね………いつも釣りは、危険と隣り合わせですよねぇ(T_T)自分も今年は、フローティングベストを買わないと……趣味で亡くなったら、シャレにならないですから。

Commented by らすかる at 2009-03-05 22:02 x
年配の方から若い方迄同じ趣味を介しての会話はウチも好きです。非常に参考になります(^.^)
釣りは安全に楽しくが鉄則デスね♪
一人一人が意識を持って気象を知ったりライジャケ付けるなど…

あれっ?(汗)

ウチ…

ライジャケ持ってねぇ(汗)

Commented by ぐれぞー@ at 2009-03-05 23:07 x
おいらも年配の方とのお話大好きです。
自分より明らかに釣りを長く楽しんでいる分、
いろんなこと話してくれます。
仲間で大勢で来る方たちはちょっと・・・。ですが。

自然の真っ只中で楽しむ釣りですから、自分で
出来る安全対策、気構えはキチンとしたいです。
今回の記事改めて自分に言い聞かせました。

ありがとう。

Commented by ナオ・ソーヤ at 2009-03-06 01:58 x
本当にシャレになりませんね!
後は安全に対する意識を高める効果も有るかもしれはせんね♪

Commented by らすかるサン♪ at 2009-03-06 02:07 x
らすかるサンもライフジャケットを買いますかぁ?!…サーフでは私もあまり着けませんが、港では着けていますよ♪

Commented by ナオ・ソーヤ at 2009-03-06 02:13 x
老若男女釣りは楽しく、仲良く、安全に! ですよね!
偉そうな書き方したかもしれませんが、自分への言葉でもありました!ありがとう、に、ありがとう、デス♪

Commented by 神戸MPV at 2009-03-06 07:11 x
ライジャケは絶対に必要ですよね。
着方もきちんとわかった上で着用しないといけないですよね。股紐通さないと・・・スポッと抜けてしまいます・・・。

何度か“落ちた”経験のある者より。。。。

Commented by ナオ・ソーヤ at 2009-03-06 12:59 x
そうなんですよね! たまにニュース等でライフジャケットのみが漂流していた…等 正しい着用をしなければ無用の長物でしかありませんね! 私は落水の経験は無いのですが、昔競泳をやっていた時、着衣遊泳の体験をしたのですが… 泳ぐどころではありませんでした(怖)

Commented by ためカン at 2009-03-06 14:17 x
以前に磯釣りに行ってたとき地震にあったことがありました」。岩の上でポンポン跳ね上げられる感じで、いつも感じる地震とは異質なモノに感じたのを覚えています。
その時には津波が来るとヤバイと思い、あわててタックルを一まとめにして逃げ帰ったことがあります。
結局その時に津波は無かったようですが、それ以降は必ずポケットラジオを持って釣りにいくようにしてました。(最近は行ってないので過去形です。。。)

Commented by ナオ・ソーヤ at 2009-03-06 14:40 x
こんにちは!
お久しぶりです!普段他人事の様に感じてしまいがちですが、以外と身近に起きているんですよね…
臆病な私はいつも逃げ場所のチェックをしています。携帯ラヂオ、買い忘れていました(汗)…

Commented by ロッキー at 2009-03-07 09:33 x
昨年の秋、網走に鮭釣りに行った時、浮きルアーをしていた釣り人が、深みにはまって、流されました。潮の流れが速くどんどん沖に流され動転したのか、ウェダーを脱ぎ捨て、泳ぎだしましたが、力尽き沈んでいくのを目の当たりにしショックをうけました。ライフジャケットをしていれば間違いなく助かった命です。それ以来、ライフジャケットを着用してます。

Commented by ナオ・ソーヤ at 2009-03-07 10:40 x
こんにちは。
昨年の残念な事故はニュースで拝見しました。
目の前で溺れている人を只見守る事しか出来ないというのは、自分を不がい無くさえ感じてしまったのでは・・・・ 心中お察しします。
自分の身は自分で守る! 救命具が有るか、無いかの違いは容易に判断できます。
又、最悪の場合でも捜索時に浮いているか、沈んでいるか、の違いは歴然ですね。
ライフ・ジャケットを忘れたら、釣りは諦める位の気持ちが必要かもしれませんね!

Commented by アサヒ at 2009-03-08 01:06 x
ライフジャケット、暑くても邪魔でも外しません☆
自然の前に安全なんて絶対ない!と釣りの先輩から教えられました。
去年も石狩東漁港で事故がありましたし、ニュースでもいくつか拝見しましたが☆災害も含め、いつだって危険と隣り合わせだって事 改めて感じました。ありがとうございます!

Commented by ナオ・ソーヤ at 2009-03-08 08:26 x
そうですよね!
そういったニュースの都度ライフジャケットを着用していたか、否かの補足が必ずありますね!
これからシーズンインです、車の運転も然りで、眠くなったら休む・・・
私も含め今年は釣り人の事故が無い歳であればいいのですが。
こちらこそ ”ありがとう” デス!

Commented by クサフグ at 2009-03-09 11:59 x
クサフグも渡船で日本海の地磯よく行きまんねんけど、携帯の電波届きまへんねん∑ヾ(‾0‾;ノ

地震や津波きたら・・・・

Commented by ナオ・ソーヤ at 2009-03-09 16:45 x
マズイですぜ!
もう地磯の渡し止めたほうが良いんでは!

でも、何か在れば船頭迎えに来てくれる!… でしょう!?

Commented by 大輔 at 2009-03-21 01:59 x
はじめまして
自分もナオ・ソーヤさんの数日後に兜千畳敷にいったんですが、近くにいた年配の方から水深の話しや地震で浅くなった事など、同じような話しを聞きました。
投げてる自分のすぐ横で、後から来たホッケ釣りの人達がガチャガチャやってたんですが、隣に来て「あーゆうの良くないんだよね」と、さりげなく聞こえるように言ってくれたり、柔らかい表情の親切な人でした。
見ていて、きっと同じ人だったんだろうな~と思いました。

Commented by ナオ・ソーヤ at 2009-03-21 02:50 x
こんばんは☆
はじめまして♪ ですねm(__)m!
でも大輔さんのブログもいつも拝見しておりました♪今回は大輔さんからのコメントありがとうございます♪
私がお会いした方と、大輔さんのお会いされた御人は多分同じ方のような気がします(*^o^*) あの日は用意された餌に不備があったようで、出直して来る…っと、おっしゃっておりましたから…しかし、あそこのつり場のホッケの○き釣りの連中は、マナーも礼儀もあったもんじゃ無いですわ(怒)
いつからあのようになったのか? 想像を絶する無法ぶりですね!
自分は怒りを通り越して、情けなくなりました…
反面良い出会いも沢山ありますね♪ご一緒した方に嫌な思いだけはさせないような余裕を持ちたいものです。 
大輔さんこれからも宜しくお願いしますね!

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